友達からの評価
評価と言っていいのか分かりませんが、元夫の私の友達からの評価は散々でした。

りんが選ぶ人とは思えない。想像と違う~。

そうなんや~(この人なんや~)
恋は盲目とは、よく言ったものです。
こんな反応でも、全く気にしていませんでした。なんなら「本当は羨ましいんと違う?」なんて、的外れなことを思ったりしていました。
同僚からの評判
元夫の職場には、私の同期と後輩がいました。
彼女達からの元夫の評判は、よくありませんでした。
先輩女子からは

あの子(元夫)がりんちゃんに、相手にされるわけがないやん
と言われていたそうです。
周りの人からの評判って、大切ですね。私の知らない部分をたくさん知っています。
一日の大半を一緒に過ごす同僚の人たちは、休日の機嫌の良い時だけを過ごす私とは違った面を知っていたようです。
聞き合わせ
40年近く昔のことですから、「この家はどんなだ」とか「ここの娘さん・息子さんはどうだ」とか、ご近所の人などに聞く「聞き合わせ」と言うものがありました。
母が聞き合わせをしたのは、母の職場の男性にでした。偶然にも、元夫の家のご近所さんだったようです。
その男性は家に帰って奥さんに聞いたそうです。すると。。。

自分の娘だったら、絶対に反対する
という事でした。
散々な評判で
散々な評判に、母の反対はエスカレートしていきました。
「お母さんが死を持って反対する」そんな言葉を口にするところまでいってしまいました。
父は、母が心配で心配で仕事をしていても手につかず、車を運転していても頭には母のことがあり、事故をしそうになったこともあったそうです。
でも父は私に

お前が悪いわけじゃない。たまたま好きになった相手を気に入ってもらえんかっただけや
そう言って、慰めてくれました。
今思うと、これだけみんなに反対されて、家の中もぐちゃぐちゃにしてしまって、それでも私は自分の思いを貫いていこうとした。なんて愚かだったのか。
父は口には出さなかったけれど、どれだけ私を心配し、反対だと言いたかったことか。
素直に人の言葉を聴ける人であろうと、今では思います。
今日も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。